モデリウム専売、プロモデラー長徳佳崇監修、ゴッドハンド社製エッチングベンダー


大人気のアルティメットニッパーでも知られ、究極の切れ味を追い求める株式会社ゴッドハンド社と、艦船模型をメインに各誌で数々の作例を発表し続けているプロモデラー長徳佳崇(有限会社モデリウム取締役)が、究極の「曲げ」を求めてエッチングベンダー “GH-ECB-130-C” を共同開発しました。長徳は、新潟県燕市のゴッドハンド社まで出向き、自らのエッチングベンダーへの理想を熱く監修したのです。





 

究極のエッチングベンダーに求められた「保持力」を実現


長徳が、究極のエッチングベンダーの第1条件として必要不可欠だと考えた機能は、「曲げ加工をする際に、工具で掴んだパーツがすべらないための保持力」でした。パーツをしっかりと保持できれば、曲げたい角度に確実にエッチングベンダーを操ることが可能となるだけでなく、作業上のストレスを劇的に軽減することができるはずです。
 
その究極の保持力を実現したのは、ゴッドハンド社の熟練の技と工具への情熱でした。エッチングベンダーがパーツを挟み込んだ時にだけ、ベンダー全体が面でパーツを挟み込むように先端部が絶妙に調整されています。これらの作業は、1本ずつ手作業で行われているのです。





エッチングパーツは、それ自体がたいへん薄いものですが、その僅かな厚みがベンダーの先端部分に隙間を作ってしまうのです。掲載した写真でも分かるように、このエッチングベンダーでは、パーツを挟み込むことでベンダー部分が平行に合わさり、パーツ全体をしっかりと保持できるようになっています。











 

幅広いエッチング加工作業に対応


さらに、長徳はエッチングベンダーの使い勝手にも拘りました。エッチングパーツの曲げ加工においては、「正確に直角で曲げる」ことが頻繁に求められますが、もちろん実際の工作では直角ばかりではありません。そこで、左右のベンディング部の角度を変えることで、様々な加工作業に重宝する「究極の1本」を追求しました。片側の断面形状は90度の角形とし「直角加工に特化」させ、もう片側を45度の台形構造とすることで、1本のエッチングベンダーで可能となる工作の幅を広げることに成功したのです。

艦船模型では馴染みのあるラッタルのエッチングパーツを例にすれば、歪みやすい手すり部分を傷つけることなく直角に曲げられます。これは前述した、しっかりした保持力と精度の高い90度側の断面構造によるものです。


エッチングパーツを鋭角的に曲げる加工では、45度側の断面構造が重宝します。板状のエッチングパーツを三角形に曲げる場合などには、ベンディング部の厚みや幅が干渉することも考慮して、先端部は薄く絞り込み、切り落とした先端部断面も直角とするプロモデラーならではの細心の工夫がされています。

 

限定生産、モデリウムオンラインショップ専売


 
エッチングベンダー “GH-ECB-130-C” は、このように拘りぬいて作られた工具なだけに、その生産数はわずかとなってしまいました。再生産の見込みもありません。今回の生産分は、モデリウムオンラインショップでのみ販売させていただくことになります。そこで限られた本数をできるだけ多くの模型ファンの方々に手にしていただけるよう、2月と3月に分割して販売いたします。2月の発売は「9日の月曜日午前0時」を予定しています。3月の発売は、月末ごろとなる予定です。販売価格は1本3,500円(税抜き)、お一人様2本までとさせていただきます。ご不便をおかけいたしますが、どうかご了承ください。

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